芍薬(シャクヤク)の花言葉とは?
シャクヤク全般の花言葉は以下の6つです。
・恥じらい
・慎ましさ
・謙遜
・はにかみ
・内気
・必ず来る幸福
シャクヤクは色別にも花言葉がついています。
色別の芍薬(シャクヤク)の花言葉とは?
豪華な花姿に豊富な花色で人気のシャクヤクですが、赤色・ピンク色・白色・紫色には個別に花言葉がつけられています。
芍薬の花色 | 写真 | 花言葉 |
赤色の芍薬 | ・威厳 ・荘厳 ・誠実 | |
ピンク色の芍薬 | ・恥じらい ・はにかみ ・生まれながらの素質 | |
白色の芍薬 | ・幸せな結婚 ・満ち足りた心 | |
紫色の芍薬 | ・怒り ・憤怒 |
紫色のシャクヤクにはネガティブな花言葉がついているので、贈る際はシャクヤク全般の花言葉をメッセージカードなどで添えておきましょう!
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海外の芍薬(シャクヤク)の花言葉とは?
英語、フランス語、韓国語のシャクヤクの花言葉をまとめました。
英語の芍薬(シャクヤク)の花言葉とは?
・bashfulness(恥じらい、はにかみ)
・compassion(思いやり)
フランス語の芍薬(シャクヤク)の花言葉とは?
・La romance(ロマンス)
・l’amour romantique(ロマンティックな愛)
19世紀のフランスではシャクヤクの品種改良が盛んにおこなわれ、千重咲きなど大輪で華やかな品種が誕生しました。
韓国語の芍薬(シャクヤク)の花言葉とは?
・수줍음(恥ずかしがり屋)
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芍薬(シャクヤク)の花言葉の由来とは?
豪華で華やかなシャクヤクですが、控えめな花言葉がつけられており、花言葉の由来は諸説あります。
花言葉の由来①イギリスの古い民話
イギリスに伝わる古い民話で、はにかみ屋の妖精がシャクヤクの花に隠れたところ、花も一緒に赤く染まってしまったという話があります。このことから「恥じらい」や「はにかみ」などの花言葉がついたという説があります。
花言葉の由来②芍薬の特徴
日中は豪華に咲き誇るシャクヤクですが、夕方になると花が閉じてしまうことから、恥じらう女性を連想して花言葉がついたという説です。
花言葉の由来③英語の慣用句
英語で「blush like a peony(シャクヤクのように顔を赤らめる)」という、恥ずかしがった様子やはにかむ仕草を表す慣用句があり、ここから花言葉がついたという説もあります。
紫色の芍薬の花言葉の由来とは?
紫色のシャクヤクにはネガティブな花言葉がついており、これはギリシア神話が由来という説があります。
このギリシア神話にちなんで「怒り」「憤怒」の花言葉がつけられたそうです。
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芍薬(シャクヤク)の基本情報まとめ
学名 | Paeonia lactiflora |
英名 | ・Chinese peony ・Common garden peony |
和名 | 芍薬(シャクヤク) |
別名 | ・ピオニー ・貌佳草(カオヨグサ) ・夷草(エビスグサ) |
科 | ボタン科 |
属 | ボタン属 |
花色 | ピンク、赤、白、紫、黄、複色など |
原産地 | ・中国 ・モンゴル ・朝鮮半島 |
開花時期 | 5月〜6月 |
季語 | 初夏の季語 |
誕生花 | 5月2日 |
中国やモンゴルが原産のシャクヤクは、平安時代より前に薬草として日本に伝わり、その後観賞用として人々から親しまれてきました。
シャクヤクは品種改良が盛んに行われ、一重咲き、半八重咲き、金しべ咲き、翁咲き、冠咲き、手まり咲き、バラ咲きなど様々な品種があります。
シャクヤクは見た目の美しさから「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」といった美人を表すことわざとして使われています。
ことわざ「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の詳細はこちら↓
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まとめ
シャクヤクは見た目の豪華さとは少し違う、控えめで素敵な花言葉がつけられていました。
切り花を買う時は、固い蕾ではなくふんわりした蕾を選びましょう♪
他の花の花言葉が気になった方は以下もご参考ください。
本記事の参考文献はこちら↓