女性が花を好きな理由とは?
①母性が関係している
②色彩感覚が関係している
③ホルモンが影響している
④非日常的なものに愛情を感じる
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母性が関係している
はるか昔、女性は子供を産み育てていくというのが、大きな役割でした。子供を産み守っていくためには安全な土地が不可欠です。
花は厳しい環境下では咲くことが難しく、安全で穏やかな場所に咲きます。そのため女性は「花=平和の象徴」であると認識し、花を本能的に好む傾向にあるといいます。
花が好きな女性で「なぜ花が好きなのか?」と聞かれてはっきりと答えられる人は少ないのではないでしょうか。その点からも本能的であったり、生理的な部分が関係しているのではないかと考えられます。
色彩感覚が関係している
女性と男性では色彩の感覚が違うといわれています。その理由は網膜細胞の違いです。
解剖学者エドウィン・レパードの研究により、男性には【M細胞】という「動きに反応する細胞」が多く、女性には【P細胞】という「質感や色に反応する細胞」が多いということが判明しました。
そのため女性は男性に比べて、色を楽しむことが多く、花の綺麗な色彩も好むのではないでしょうか。
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ホルモンが影響している
綺麗な花に見とれてしまうのは、ホルモンも関係しています。女性はエストロゲンというホルモンの分泌がさかんです。
エストロゲンは女性らしい体をつくったり、肌や髪の潤いを維持する大切なホルモンです。 エストロゲンは20代後半から30代前半でピークを迎え、30代後半から徐々に分泌量が減少していきます。
エストロゲンが分泌されると心が穏やかになり、花の香りで幸福感を感じやすくなります。そのため女性は男性に比べてべ花に興味が高いといわれています。
非日常的なものに愛情を感じる
男性からの花のプレゼントに喜ぶ女性は多いです。いずれ枯れてしまう「花」が何故喜ばれるのでしょうか。男性目線で考えたら実用的なものの方が嬉しい人が多いため、花をプレゼントする人は少ないと思います。
「花のプレゼントに喜ぶ」反応にはれっきとした理由があります。女性は非日常的なものをプレゼントされることにより、自分に愛情があると感じるのです。
男性からすると花は形に残らないし、何に使うのかよくわからない、言い方を悪くすると「無駄遣い」なものになります。ですが「彼女が喜ぶから」という理由だけで無駄とも思える花にお金をかけてプレゼントするわけです。
女性からするとこの行動そのものに、心を動かされます。「私のためにありがとう!」と愛情を素直に感じられるのです。実際、私も花をもらうと「花屋に行くなんて緊張しただろうに」とその行動自体に感謝の気持ちがわいて嬉しくなります。
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女性の生活に花が身近な理由とは?
1985年に制定された「男女雇用機会均等法」が施行されるまで、男性が仕事をして、女性は家庭に入るというのが一般的でした。
この当時、家庭に入るための習い事として「花嫁修行」が流行しました。花嫁修行では料理や裁縫を習い、嗜みとしていけばなやフラワーアレンジメントも含まれていました。
このような背景から、女性は花に触れる習慣があり、男性に比べ花が身近な存在なのです。
花が好きな友人にその理由を聞いてみた
花が好きな理由 | ||
20代女性 | 飾っておくと部屋が華やかになるから。仕事帰りに、花屋でどんな花を買おうか選んでいる時が楽しい。 | |
30代女性 | 花から良い生命力を感じる。疲れた時に花を見て癒されるから。 | |
40代女性 | 綺麗な花を見ていると癒される。蕾から花が咲くまでの変化が見られるので、メンテナンスも楽しい。 |
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まとめ