東洋のバラと呼ばれる紫陽花の怖い花言葉とは？

紫陽花（アジサイ）には多くの花言葉がついていて、いい意味と怖い意味の相反する花言葉を持っています。

もちろん素敵な花言葉もついているよ♪

本記事では綺麗な紫陽花に怖い花言葉がついた理由や、花言葉の由来について詳しく解説していきます。

花言葉の由来は、紫陽花の花色が変化していくことや、青色から連想してつけられている場合が多いよ！

青色の紫陽花をアルカリ性の土壌に植え替えると、薄紫色に変化するそうです。このような様子から紫陽花は「七変化」「八仙花」の別名を持っています。

その通り！ちなみにヨーロッパはアルカリ性の土が多いので赤みをおびた紫陽花が主流のようです。

「高嶺の花」「神秘的」の花言葉も紫陽花の色の変化が由来と考えられています。

白い紫陽花はアントシアニンが含まれていないから、どんな土でも白色に育つようになっているよ。

紫陽花の花言葉「辛抱強い愛情」は、ドイツ人医師のシーボルトとその恋人の悲しい恋が由来という説もあります。

紫陽花の美しさを見出したのは、ヨーロッパの人だと言われています。シーボルトは著書「日本植物誌」で紫陽花を紹介し、それ以降「東洋のバラ」と言われ、ヨーロッパで品種改良が盛んにおこなわれます。

街でよく見かける紫陽花は品種改良ののち逆輸入された「ハイドランジア（西洋アジサイ）」という品種で、日本の在来種は「ガクアジサイ」と呼ばれています。

最近はアンティーク調の「秋色アジサイ」が人気ですね。

「秋色アジサイ」は初夏に開花した紫陽花が、気温の変化などでアンティーク色に変化した状態のものをさすよ。ガクに厚みが出てくるから綺麗な花姿のままドライフラワーをつくりやすいんだ！

日本では梅雨のイメージが強い紫陽花ですが、フランスには梅雨がないので太陽の元輝く赤色の紫陽花が印象的に写ります。

ご紹介した通り、紫陽花には怖い花言葉が含まれているのでプレゼントする際には注意が必要です。

一番確実なのはメッセージカードにいい意味の花言葉を添えて贈ることだけど、切り花であれば他の花と組み合わせれば問題ないと思います。

紫陽花は華やかでボリュームもありますが、他の花ともとても相性がいいです。実際に紫陽花を入れた花束をいくつか紹介しますね。

緑色の紫陽花にバラやトルコキキョウなどを組み合わせたブーケです。バラの花言葉は「愛、美」、トルコキキョウは「優美、希望」です。

娘のベビーフォトを撮る時に紫陽花を使いました。これも緑色ですね。ピンク色のトルコキキョウ、キクを組み合わせています。キクの花言葉は「高貴、高潔、高尚」などがあります。

以下は白色と紫色の紫陽花を使ったアレンジです。

紫陽花はいい感じにボリュームも出るからおすすめだよ。他の花に怖い花言葉がついている可能性もあるけど花束になっていればあまり気にならないんじゃないかな。

他の花の花言葉も知っておきたいという方は以下の一覧をご活用ください。検索ですぐに調べられます。

そうだね♪改めて紫陽花全般の花言葉をまとめておくね。