牡丹(ボタン)の花言葉とは?

牡丹の花言葉は以下の8つです。
- 富貴
- 風格
- 風格あるふるまい
- 王者の風格
- 高貴
- 壮麗
- 人見知り
- 恥じらい

「富貴」「高貴」の花言葉は、絹のように薄い大きな花びらが幾重にも重なる重厚な花姿から連想してつけられました。

牡丹は中国が原産の花です!中国での花言葉もまとめました。
中国の牡丹(ボタン)の花言葉とは?
【中国の牡丹の花言葉】
・圆满(完全)
・富贵(富)
・吉祥(幸運)
・幸福(幸福)
・雍容华贵(優雅さ)
花名は中国語でも「牡丹」と書きます。読み方は「ムゥーダァン」ですが、中国の北方系では「ボウタン」と読み、この読み方が日本で最初に広まりました。
牡丹の名前は「牡=雄」「丹=赤色」を意味します。牡丹の原種が赤色に近かったことから「丹」がついたとされていますが、「牡」には根拠のある説がありません。
圧倒的な美しさで人々を魅了した牡丹は「花王」「花神」の別名を持ちます。

日本の花言葉にある「王者の風格」は、牡丹の花名からイメージしてつけられたという説があります。

「ボウタン」という読み方は、俳句の季語でよく登場します!牡丹は初夏の季語です。
季語につての詳しい記事はこちら↓

牡丹の色別の花言葉とは?

日本では牡丹に色別の花言葉はありませんが、中国ではつけられています!
■牡丹の色別の花言葉(中国)
【赤色の牡丹】
富贵(富)、圆满(完全)
【紫色の牡丹】
难为情(恥ずかしい)
【白色の牡丹】
高洁(高潔)、端庄(威厳)、守信的人(信頼できる人)
【ピンク色の牡丹】
雍容华贵(優雅)
【黄色の牡丹】
华贵(豪華)

花色のイメージと花言葉が合っているように感じますね!
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海外での牡丹(ボタン)の花言葉とは?

英語、フランス語、韓国語の牡丹の花言葉もまとめました。
英語の牡丹(ボタン)の花言葉
・bashfulness(恥じらい、はにかみ)
・compassion(思いやり)

花言葉の由来は、花の中心を隠すように咲く牡丹の花姿から連想されたという説と、西洋人の東洋人へのイメージを反映させたという説があります。
フランス語の牡丹(ボタン)の花言葉
■フランス語の牡丹(Pivoine)の花言葉
【赤色の牡丹】
・confusion des sentiments(感情の混乱)
【白色の牡丹】
・régénération(再生)
・sincérité des sentiments(誠実な感情)
【ピンク色の牡丹】
・un amour timide(恥ずかしがり屋の愛)
・sentiment de modestie(謙虚)
韓国語の牡丹(ボタン)の花言葉
・부귀(富貴)

多少の違いはあるけれど、全体的に同じような花言葉が多いですね!
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牡丹(ボタン)が縁起のいい理由とは?
牡丹は古くから「百花の王」とされ、花言葉からもわかるように「幸福・富・高貴・豪華さ」の象徴とされてきました。
また、豊年の前兆となる瑞(めでた)い花、「瑞花」として牡丹は様々な文様で描かれています。
花名である牡丹の「丹」は「赤色」という意味の他に、「不老不死の仙薬」という意味を持ちます。このことから、「不老不死」「不老長寿」を象徴する縁起の良い花とされてきました。
牡丹(ボタン)の基本情報まとめ
学名 | Paeonia suffruticosa |
科 | ボタン科 |
属 | ボタン属 |
形態 | 落葉小低木 |
原産地 | 中国西北部 |
開花時期 | 4月〜5月 |
牡丹は中国原産の落葉小低木で、昔は根皮が薬用に使われていました。花姿は芍薬と似ていますが、芍薬は土から直接芽を出す多年草で、牡丹は樹木です。
開花時期になると、本年枝の先端に15~40cm程の大型の花をつけます。
咲き方は一重咲き、八重咲き、千重咲き、万重咲き、獅子咲きなど様々です。一般的には春咲き(4〜5月頃)ですが、寒牡丹という少し小ぶりな秋咲きの種類もあります。
花姿の美しさから「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美しい女性を表す形容詞としても用いられています。
牡丹のことわざについての詳しい解説はこちら↓

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まとめ

牡丹の花は、花姿に見合った素敵な花言葉ばかりでしたね。

威厳を感じるかっこいい花だね♪

牡丹意外の花言葉が気になった方は以下もご覧ください!

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