ミモザ(アカシア)の花言葉とは?
黄色やオレンジ色のフワフワとした花姿が人気の「ミモザ」の花言葉をまとめました。
■ミモザ(アカシア)の花言葉
・感謝
・友情
・優雅
・秘密の恋
・秘められた愛
・真実の愛
・ひそかな愛
・気まぐれな恋
・豊かな感受性
・感情的
・神秘
・堅実
「感謝」は男女問わず、贈り物にぴったりな花言葉だね!
そうだね♪沢山の花言葉がありますが「感謝、友情、優雅、秘密の恋」の花言葉が一般的に多く使われているようです。
ミモザはドライフラワーや結婚式など様々なシーンで活躍しています。香りもよく花言葉も素敵なミモザは贈り物に喜ばれそうですね。
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外国語のミモザの花言葉とは?
ミモザの花言葉は国によって異なります。フランス語、イタリア語、英語の花言葉をまとめました。
フランス語のミモザの花言葉
・sensibilité(感受性、思いやり)
南フランスのコート・ダジュールでは毎年2月に「ミモザ祭り」が開催されます。祭りでは毎年約800万本のミモザが出荷され、フラワーパレードやワークショップなどミモザの花を満喫できる人気のイベントです。
素敵なお祭りだね!街中ミモザのいい香りで癒されそう。
ミモザの香りは人気だよね。ミモザ祭りが開催されるコート・ダジュールの街「マンドリュー・ラナープル」は、19世紀から20世紀初頭にかけてミモザの栽培で経済的利益をあげてきた街なんだよ。
そうなんだ!ミモザはフランス人に愛されてきた花なんだね。
フランス人にとってミモザはとても身近な存在なんだ。
あと、フランス語の花言葉「思いやり」を、日本の花言葉として紹介している記事をいくつか見かけました。メッセージカードにフランス語で花言葉が添えてあったらオシャレですね♪
フランス語の花言葉はこちら↓
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イタリア語のミモザの花言葉
・Grazie(感謝)
イタリアでミモザは「女性の強さと素晴らしさを表す花」とされています。
日本の花屋では2月中旬から3月8日のミモザの日にかけて、ミモザの切り花の流通量がどんどん増えていきます。
英語のミモザの花言葉
・secret love(秘密の恋)
・sensitivity(感受性、思いやり)
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色別のミモザの花言葉とは?
ミモザにはオレンジ色、白色にそれぞれ個別の花言葉がつけられています。
オレンジ色のミモザの花言葉
■オレンジ色のミモザの花言葉
・エレガント
・上品
・品格
黄色が一般的なミモザですが、オレンジ色には個別に花言葉がついています。
種類によって黄色やオレンジ色があるの?
ミモザの種類によって黄色の濃淡は変わるけど「オレンジ」って感じのミモザは直接見たことはないかな。花言葉の由来は「オレンジ色が華やかで目立つから」と言われていますが明確ではありません。
日本で一般的なミモザの品種「ギンヨウアカシア」に比べて、フランスで一般的な「フサアカシア」の方がオレンジがかっていると言われています。
ミモザのドライフラワーもオレンジがかっているよね!
確かにドライフラワーの方が水分が抜けてオレンジ色に近いかもね♪
ミモザの色味によって花言葉を選ぶといいかもしれません。
白色のミモザの花言葉
・頼られる人
・死に勝る愛
白色のミモザは、ミモザ全般の花言葉とは全く違う意味だね!
そうだね。これは「ニセアカシア」の花言葉からきていると考えられます。
「ニセアカシア」って何?ミモザじゃないの?
ややこしいよね!ニセアカシアはアメリカが原産のハリエンジュ属の植物で、ミモザに葉の形が似ていた為「偽のアカシア=ニセアカシア」と名付けられました。
花言葉はニセアカシアのものですが、ミモザには実際に白色の花も存在するようです。
白色のミモザを掲載しているサイトはこちら↓
ミモザ(アカシア)に怖い花言葉はあるの?
ミモザの花言葉を調べていたら「怖い」というワードが出てくるよ!
ミモザの花言葉はお伝えした通りネガティブな意味はありません。しいて言えばニセアカシアの花言葉は受け取る人にとって怖いと思われるかもしれません。
ミモザの花に怖い花言葉はついていないので、結婚式などの晴れ舞台や贈り物をお考えの方は安心してお使いください。
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ミモザ(アカシア)の花言葉の由来とは?
ミモザの花言葉の由来にはいくつかの説があります。
花言葉「秘密の恋」の由来とは?
昔、アメリカインディアンの若い男女は愛を告白するとき、アカシア属の花を無言で渡す習慣があったそうです。「秘密の恋、秘められた愛、真実の愛、ひそかな愛、神秘」などの花言葉はこのことに由来するとされています。
花言葉「豊かな感受性」の由来とは?
花言葉「豊かな感受性」はオジギソウの花言葉からきています。
オジギソウは、マメ科オジギソウ属の植物で学名は「Mimosa(ミモザ)」といいます。現在では「ミモザ=アカシア(マメ科アカシア属)の仲間の総称」と認識されていますが、これはフサアカシアの葉がオジギソウの葉に似ていることから「ミモザアカシア」と言うようになり、今では「アカシア=ミモザ」の方が定着していった為です。
オジギソウは、触れたり風が吹いたりなどの小さな振動で敏感に反応して、葉を閉じてしまいます。このような特徴から「繊細な感情」「感受性」などの花言葉がつき、ミモザの花言葉もここからきた考えられています。
花言葉「優雅」の由来とは?
花言葉の「優雅」は、細い線のようなおしべが集まり、フワフワとした花を枝いっぱいに咲かせるミモザの花姿が由来とされています。
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ミモザ(ギンヨウアカシア)の基本情報まとめ
学名 | Acacia baileyana |
英名 | Cootamundra wattle |
和名 | 銀葉アカシア(ギンヨウアカシア) |
別名 | ミモザ |
科 | マメ科 |
属 | アカシア属 |
原産地 | オーストラリア |
開花時期 | 3月〜4月上旬 |
季語 | 初春の季語 |
誕生花 | 2月17日 |
シルバーがかった羽のように小さな葉(羽状複葉)が特徴のギンヨウアカシア。ドライフラワーが作りやすく、鮮やかな黄色が結婚式の装花でも人気の高い花です。日本の花屋で切り花の「ミモザ」として並ぶのは、ほとんどがこのギンヨウアカシアという種類です。
一方、ヨーロッパで多く出回るミモザは「フサアカシア(Acacia dealbata)」という種類で、ギンヨウアカシアに比べて葉が大きく濃い緑色をしています。
フサアカシアの画像はこちら↓
ヨーロッパのイメージが強いミモザですが、ギンヨウアカシア・フサアカシア共にオーストラリアが原産です。
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まとめ
ミモザは最近人気の高い花なので、贈り物におすすめです。ドライフラワーも簡単にできますよ♪
見た目も花言葉もプレゼントに最適だね!怖い花言葉もついていなくて安心したよ。
そうだね♪出回る時期が2月中旬からなので、春の結婚式にもぴったりです。「感謝」の花言葉は喜ばれそうですね。
ミモザは季節限定の花で、切り花は3月8日の「ミモザの日」以降流通量がぐんと減るので注意しましょう。
本記事の参考文献はこちら↓