鈴蘭(スズラン)の花言葉とは?
スズランの花言葉は以下の5つです。
・幸福の訪れ
・再び幸せが訪れる
・純潔
・純粋
・謙遜
英語の鈴蘭(スズラン)の花言葉とは?
・return of happiness(再び幸せが訪れる)
・sweetness(優しさ、愛らしさ)
・purity(純粋)
・humility(謙遜)
フランス語の鈴蘭(スズラン)の花言葉とは?
・bonheur retrouvé(幸せな再会)
・tout le bonheur du monde(みんなの幸せ)
・joie(喜び)
・réconciliation(継続)
フランスやイギリスでは5月1日を「スズランの日」として、近しい人にスズランを贈る習慣があります。スズランをもらった人には幸せが訪れると言われています。
16世紀のフランス国王シャルル9世は、王と国の幸せを願った側近からスズランの花を献上され大変喜びました。それ以降、王は5月になると宮廷内の女性にスズランをプレゼントするようになり、この行事がスズランの日の始まりだと考えられています。
韓国語の鈴蘭(スズラン)の花言葉とは?
・틀림없이 행복해진다(間違いなく幸せになる)
鈴蘭(スズラン)の花言葉の由来とは?
ヨーロッパでは広い地域でスズランが自生しており、春の到来と共に白く可憐な花を咲かせます。「幸せ」に関する花言葉は、春の訪れにちなんでつけられました。
花言葉「純潔」「純粋」「謙遜」は、スズランがヨーロッパで古くから聖母マリアの花とされていたことから連想してつけられました。キリスト教ではイエスの受難の際、聖母マリアの涙がスズランの花になったという言い伝えがあります。
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鈴蘭(スズラン)の基本情報まとめ
学名 | Convallaria |
英名 | Lily of the valley |
和名 | 鈴蘭(スズラン) |
別名 | ・君影草(キミカゲソウ) ・谷間の姫百合(タニマノヒメユリ) |
科 | キジカクシ科 (ユリ科、スズラン科) |
属 | スズラン属 |
花色 | 白、ピンク |
原産地 | ・ヨーロッパ ・東アジア ・北アジア |
開花時期 | 4月〜5月 |
季語 | 初夏の季語 |
誕生花 | 5月1日 |
春の訪れと共に咲くスズランは、幸せの象徴として古くから愛されてきました。園芸品種として流通しているのはヨーロッパ原産の「ドイツスズラン(Convallaria majalis)」で、日本原産のスズラン(Convallaria keiskei)は高温多湿に弱く、あまり流通していません。北海道や本州北部の高山に自生しています。
ドイツスズランは日本原産のものより大型で香りが強く、おしべの付け根が赤紫色で、日本の野生種はおしべの付け根が白色です。
可憐な花姿のスズランですが、コンバラトキシン・コンバラマリン・コンバロシドなどの毒素が含まれています。切り花をいけた時の水にも毒素が溶け込むため、水は放置せずに破棄し、いけた後の手はよく洗いましょう。
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まとめ
スズランには可憐な花姿にぴったりな花言葉がつけられていました。
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