春蘭(シュンラン)の花言葉とは?
春蘭(シュンラン)の花言葉は次の4つです。
・控えめな美
・飾らない心
・素直なしぐさ
・気品
春蘭(シュンラン)の花言葉の由来とは?
春蘭は洋ランのような華やかさはなく、素朴で控えめに咲く様子から連想して花言葉がつけられました。
春蘭の花は細く伸びた花茎の先に控えめな花を咲かせます。すらっとした花姿から「気品」の花言葉がついたという説もあります!
春蘭は古くから祝い花として親しまれています。こういった背景も「気品」の花言葉に関係しているかもしれません。
スポンサーリンク
春蘭(シュンラン)の基本情報まとめ
学名 | Cymbidium goeringii |
英名 | ・Riverstream orchid ・Noble orchid |
和名 | 春蘭(シュンラン) |
別名 | ・ジジババ ・ホクロ |
科 | ラン科 |
属 | シュンラン属(シンビジウム属) |
花色 | 緑、黄、赤、オレンジ、赤紫 |
原産地 | ・日本 ・東アジア |
開花時期 | 3月〜4月 |
誕生花 | 2月14日 |
春蘭は日本の北から南まで広く自生するランで、3月〜4月頃に里山や雑木林などで素朴な花を咲かせます。シンビジウムの仲間で、縁に細かいギザギザのはいった細い葉が特徴です。
この種類は「東洋ラン」と呼ばれ、古典園芸植物として古くから親しまれてきました。祝いの花として、塩漬けにした春蘭の花に熱湯をそそぎ蘭茶として用いたり、早春の懐石料理のお椀に浮かべて季節を楽しんだりしていました。春蘭の花は茶器や椀のモチーフとして描かれることもあります。
古典園芸植物は、江戸時代に日本で育種・改良されて、独自の発展を遂げた植物のことを指します。
祝い花として用いられてきた春蘭のモチーフは、結婚祝いや敬老の日のギフトなど特別な日の贈りものにおすすめです。
春蘭モチーフの椀はこちら↓
春蘭(シュンラン)の名前の由来とは?
「春蘭(シュンラン)」の名前は「春に咲く蘭」にちなんで名付けられました。
別名の「ジジババ」の由来は諸説ありますが、花の上の部分がおばあさんのほっかむり、下の部分がおじいさんのひげに見えることが由来という説があります。
別名の「ホクロ」は、春蘭の唇弁にある斑点がホクロのように見えることから名付けられました。
スポンサーリンク
まとめ
春蘭には花姿にぴったりの花言葉がつけられていました!
春蘭は古くから愛されてきた風情のある花ですね。
他の花の花言葉が気になった方は以下もご参考ください。
本記事の参考文献はこちら↓