ボケ(木瓜)の花言葉とは?
ボケの花言葉は次の9つです。
・指導者
・先駆者
・平凡
・退屈
・早熟
・熱情
・妖精の輝き
・魅力的な人
・魅力的な恋
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ボケの花言葉「先駆者」「指導者」の由来とは?
ボケにはたくさんの花言葉がついていますが、花言葉の由来はどれもはっきりしていません。
一説では、ボケの花は有名な戦国武将「織田信長」の家紋になっており、このことから「先駆者」「指導者」の花言葉がついたといわれています。
「平凡」の花言葉は、ボケが低木なので小さい庭に向いていることからついたという説があります。
ボケ(木瓜)をかたどった織田木瓜とは?
織田信長の家紋として有名な「織田木瓜(おだもっこう)」。織田木瓜のもとになっている「木瓜紋(もっこうもん)」は、奈良時代に唐から日本に伝わったとされています。
木瓜紋は、ボケの花や実、きゅうりの切り口などを図案化したもので、藤や桐、柏や片喰(カタバミ)などの植物をモチーフにした紋と同様に、日本で普及している10家紋のひとつとされています。
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ボケ(木瓜)の基本情報まとめ
学名 | Chaenomeles speciosa |
和名 | 木瓜(ボケ) |
別名 | 唐木瓜(カラモッコウ) |
英名 | ・Japanese quince ・Flowering quince |
科 | バラ科 |
属 | ボケ属 |
花色 | 赤、ピンク、白、オレンジ |
原産地 | 中国 |
開花時期 | 3月〜5月上旬 (寒咲きは11月~2月頃) |
季語 | 晩春の季語 |
誕生花 | 2月1日 |
ボケは庭木やいけばなの材料、盆栽、切り花として親しまれていて、春に美しい花を咲かせる低木です。花色は白、赤、ピンク、オレンジ色があります。
ボケ属は、日本が原産のクサボケ(Chaenomeles japonica)、中国が原産のマボケ(Chaenomeles cathayensis)とボケの3種類に分けられます。年末から咲く品種は寒ボケと呼ばれ、花の少ない冬の時期に重宝されてきました。
ボケの実は香りが良いため、ジャムや果実酒をつくることができ、ボケを使った果実酒は疲労回復に効果があるとされています。果実は酸味があり硬いため生食には向いていません。
ボケ(木瓜)の名前の由来とは?
学名の「Chaenomeles(カエノメレス)」は、ギリシア語の「chaino=開ける」と「melon=リンゴ)」が語源となっていて「裂けたリンゴ」という意味を持ちます。
和名のボケ(木瓜)は、ボケの実が瓜に似ているため「木になる瓜」で「木瓜(もけ)」と呼ばれ、もけが訛ってボケになったと言われています。
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まとめ
ボケの花言葉は相反する意味が多く、由来も明確になっていないため謎に包まれています。
ボケをプレゼントする場合は誤解されないようにメッセージカードを添えると良いですね!
他の花の花言葉が気になった方は以下をご参考ください。
ボケの情報は以下の本を参考にしました。誕生花に興味ある方は是非ご覧ください。