ワレモコウ(吾亦紅)の花言葉とは?
ワレモコウの花言葉は以下の7つです。
■ワレモコウ(吾亦紅)の花言葉
- もの思い
- 愛慕
- 移ろい
- 移りゆく日々
- 変化
- 憧れ
- 明日への期待
ワレモコウは、開花時期の秋を感じさせるしっとりとした花言葉が多いですね!
英語のワレモコウの花言葉とは?
■英語の吾亦紅(Great Burnet)花言葉
・Merry heart(陽気なハート)
英語のワレモコウの花言葉は日本と全く違います。ワレモコウ属は世界で30種類ほどあり、品種によって形や花色も様々です。
日本では楕円形で赤紫色のワレモコウが一般的ですが、西洋では白やピンクなど花穂がふさふさした品種が一般的のようです。英語の花言葉は白やピンクのワレモコウの花姿から連想して付けられたのではないでしょうか。
また、英語の花言葉はワレモコウ属全体の花言葉となっています。
ワレモコウ属を英語で「Burnet(バーネット)」と言い、赤紫色のワレモコウは「Great Burnet(グレートバーネット)」と呼ぶそうです!
ピンク色のワレモコウ属「カライトソウ」の画像はこちら↓
フランス語・韓国語のワレモコウの花言葉とは?
■フランス語の吾亦紅(Pimprenelle)の花言葉
・amour exclusif(独占的な愛)
■韓国語の吾亦紅(오이풀)の花言葉
・존경(尊敬)
・변화(変化)
韓国語の花言葉は似ていますが、フランス語は意味が異なります!
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ワレモコウの花言葉の由来とは?
ワレモコウの花穂は上から下に向かって1週間くらいかけて徐々に咲いていきます。変化や移ろいなどの花言葉はこの咲き方が由来とされています。
また、ワレモコウは茎が細い為、上についた花穂は風にあたるとゆらゆらと揺れ動きます。開花時期である秋の雰囲気も相まって「もの思い」や「愛慕」の花言葉が付けられたそうです。
ワレモコウ(吾亦紅)の花名の由来とは?
ワレモコウは名前の由来が諸説あり、はっきりとしていません。
花名の由来の一部を以下にまとめました。
①花自身が「我もまた紅なり」と言った→「吾亦紅」
②木香に似た香りがあるから→「吾木香」
③木瓜文を割ったように見えるから
④中国の皇帝が花の香りを気に入り「吾も請う」と言った
ワレモコウは源氏物語に名前が登場するほど古くから知られている植物で、漢字表記は「吾木香」「我毛紅」「我毛香」「我妹紅」など様々です。現在では「吾亦紅」の表記が一般的です。
諸説①は、人々が「この花は何色か?」と議論している時に、花自身が「我もまた紅なり」と言ったという面白い説です。
香りが木香に似ているという説もありますが、実際にワレモコウからあまり香りはしません。
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ワレモコウ(吾亦紅)の基本情報まとめ
学名 | Sanguisorba officinalis |
科 | バラ科 |
属 | ワレモコウ属 |
別名 | 地楡(チユ) |
英語名 | ・Great Burnet ・Garden Burnet |
原産地 | ・日本 ・アジア ・ヨーロッパ ・北米 |
開花時期 | 7月〜10月頃 |
ワレモコウは枝分かれした細い茎に、楕円形をした赤紫色の花穂をつけます。小さな花が密集してできていて、1つの花は4枚の萼でできています。花びらは退化してありません。
根茎を乾燥したものは、生薬(地楡)として使います。止血や火傷、 下痢止めに効果があるとされています。同属別種のオランダワレモコウ(サラダバーネット)は鑑賞用以外に若葉を食用として使います。
秋に咲くワレモコウは「仲秋の季語」として使われます!
花の季語一覧はこちら↓
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まとめ
ワレモコウはアレンジメントに加えるだけで秋らしさがでます。同じ秋の花と組み合わせたり、イブニングスターとも相性が良いですよ♪
ワレモコウにはネガティブな花言葉もあるので、プレゼントする際は誤解されないようにメッセージカードを添えると良いですね!
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