オダマキの花言葉とは?
・愚か
オダマキ属には日本に自生する「深山苧環(ミヤマオダマキ)」「山苧環(ヤマオダマキ)」の他に、園芸品種としてよく出回るヨーロッパ原産の「西洋苧環(セイヨウオダマキ)」があります。
日本で西洋オダマキと呼ばれているものは、ヨーロッパ原産の「Aquilegia vulgaris(アクイレギア・ブルガリス)」と、北アメリカ原産の大輪の花を咲かせる品種との交配種をさします。
西洋オダマキの花言葉とは?
・昔の恋人
・別れた恋人
・思い出の恋人
15世紀頃のイギリスで、オダマキは「浮気」や「失恋」の象徴とされてきました。
西洋オダマキにオダマキの花言葉があてられることもあります。
色別のオダマキの花言葉とは?
オダマキ属は日本、アジア、ヨーロッパに約70種ほど分布し、園芸品種の改良も盛んにおこなわれています。花色も豊富で、紫色、白色、赤色のオダマキには個別に花言葉がつけられています。
オダマキの花色 | 画像 | 花言葉 |
紫色のオダマキ | ・勝利 ・勝利への決意 ・必ず勝利する ・必ず手に入れる | |
白色のオダマキ | ・あの人が気がかり | |
赤色のオダマキ | ・心配して震えている |
海外のオダマキの花言葉とは?
英語、フランス語のオダマキの花言葉をまとめました!
英語のオダマキの花言葉とは?
【オダマキ全般】
・folly(愚か)
【紫色のオダマキ】
・resolved to win(勝利への決意)
【赤色のオダマキ】
・anxious and trembling(心配して震えている)
英語の花言葉一覧はこちら↓
フランス語のオダマキの花言葉とは?
・tristesse(悲しみ)
・trouble(混乱)
・folie(狂気)
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オダマキの花言葉の由来とは?
花言葉の「愚か」は、オダマキの英名に由来します。オダマキは英語で「Columbine(コランバイン)」と呼び、ヨーロッパの道化芝居に登場する娘(妻という説も有)の名になっています。娘が持つ杯がオダマキの花姿に似ていることから名付けられたそうです。娘はあまり利口でなかったことから「愚か」の花言葉がつけられました。
紫色のオダマキの「勝利」に関する花言葉は、オダマキの言い伝えが由来となっています。昔のヨーロッパでは「ライオンはオダマキの葉を食べて強い力を発揮する」という言い伝えがあり、手に葉を擦り付けると勇気が出ると信じられてきました。このことから「勝利」に関連する花言葉がつけられました。
赤色のオダマキの花言葉「心配して震えている」は、オダマキがヨーロッパで「捨てられた恋人」の象徴になっていることからつけられました。
昔のイギリスでは赤色のオダマキの距(キョ)が角に見立てられ「妻を寝取られた夫には角が生える」という俗説からこのようなイメージがついたそうです。
白色のオダマキの花言葉「あの人が気がかり」は、和名の由来となっている「苧環(つむいだ糸をまとめて玉にしたもの)」が七夕のお供えものだったことが由来とされています。織姫と彦星が年に一度しか会えない恋心から連想してつけられました。
オダマキの基本情報まとめ
学名 | Aquilegia |
英名 | Columbine |
和名 | 苧環(オダマキ) |
科 | キンポウゲ科 |
属 | オダマキ属 |
花色 | 白、赤、ピンク、黄、オレンジ、青、紫、茶、黒 |
季語 | 晩春の季語 |
誕生花 | 4月1日 |
つむいだ糸をまとめた糸車のような花姿から和名の「苧環(オダマキ)」がつけられました。花の後ろ側には「距(キョ)」という突起があり、花びらのように見える萼(ガク)が、筒状の花びらの周りを囲んでいます。
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まとめ
オダマキをプレゼントする時は花言葉で誤解されないように注意しましょう!
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