イブニングスター(ムラサキセンブリ)の花言葉とは?
・すべてよし
・愛情をちりばめる
・安らぎ
・許す
・忍耐
・余裕
イブニングスターに色別の花言葉はあるの?
画像出典:はなどんやアソシエ
イブニングスターは紫色と白色の2種類があります。ですが、色別の花言葉は存在しません。白色もイブニングスター全般の花言葉をあてはめましょう。
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イブニングスター(ムラサキセンブリ)の名前の由来とは?
イブニングスターにはムラサキセンブリという和名があります。その由来にはどんな違いがあるのでしょうか?詳しくまとめてみました。
星形の見た目からついた「イブニングスター」の名前
淡い星をちりばめたような花姿から「イブニングスター」と名付けられました。花言葉である「愛情をちりばめる」も花姿からついたものではないでしょうか。
実はこのイブニングスターは流通名であり正式名ではありません。学名は「Swertia japonica(スウェルティア ジャポニカ)」と言います。
切り花など観賞用に栽培されるのは、主にムラサキセンブリ(S. pseudochinensis、ハナセンブリ)で、イブニングスターの名前で流通します。なお、英語名のイブニングスターは、別の植物のクーペリア・ドラモンディ(Cooperia drummondii)を指します。 引用元:みんなの趣味の園芸 NHK出版 育て方がわかる植物図鑑 センブリ
和名「ムラサキセンブリ」の名前の由来とは?
イブニングスターは薬草に用いられる「センブリ(千振)」の仲間で、薄紫色の花姿から「ムラサキセンブリ(紫千振)」と名付けられました。
センブリは「千回振出してもまだ苦い」ということから由来しています。
センブリは草全体を乾燥させて、粉末やお茶にして薬草として用いますが、ムラサキセンブリには薬効はあまりないようです。
センブリの写真はこちら↓
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イブニングスター(ムラサキセンブリ)が秋のプレゼントにおすすめな4つの理由とは?
1.見た目が可愛いので贈り物にぴったり
2.アレンジにボリュームを出すことが可能
3.同じ秋の花と合わせると一層おしゃれになる
4.通年出回っている花とも相性がよくアレンジメントに重宝される
イブニングスターは名前の由来の通り、5枚の花びらが星のように見えます。花のサイズも小さめで可愛らしいのでプレゼントにぴったりです。
1本の茎から枝分かれしていくつもついているため、茎を切り分けて使えばアレンジメントのボリュームを出すことができます。
リンドウの写真はこちら↓
ワレモコウの写真はこちら↓
イブニングスターとバラのアレンジメントはこちら↓
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イブニングスター(ムラサキセンブリ)の基本情報まとめ
学名 | Swertia japonica |
科 | リンドウ科 |
属 | センブリ属 |
和名 | 紫千振(ムラサキセンブリ) 花千振(ハナセンブリ) |
原産地 | 日本 中国 朝鮮半島 |
開花時期 | 9〜11月 |
日本では関東以西から四国、九州に分布し、海外だと中国や朝鮮半島に分布しています。乾いた草地や道端に自生しています。
海岸やススキ草原、蛇紋岩のある地域に良く生育します。本来、蛇紋岩は栄養が少なく植物が育ちづらいとされていますが、ムラサキセンブリはこのような環境下でも生育する特徴を持っています。
準絶滅危惧種に指定されている希少な植物
ムラサキセンブリは国内で準絶滅危惧種に指定されており、環境省によるレッドデータブックに記載があります。
レッドデータブックはレッドリスト(絶滅のおそれがある動植物のリスト)に基づいて、さらに詳しく分布や生態、影響を与えている原因などの情報を記載したものです。
ムラサキセンブリは東京都、埼玉県、奈良県などでは絶滅したといわれています。
他に生息する多くの県でも絶滅危惧IまたはIIに指定されています。 自生数が減ってしまった原因は、工事などによる自然の遷移や、海外からきた植物などが育てられたことによる環境変化だと考えられるそうです。