今回はトルコキキョウの切り花についてご紹介します。切り花の管理方法や飾り方を載せているので是非ご参考ください。
トルコキキョウ(トルコギキョウ)とは?
リンドウ科ユーストマ属でアメリカ原産の植物です。原産地はアメリカですが、品種改良は日本で盛んに行われました。
トルコキキョウは品種改良により、一重咲き、八重咲き(フリル咲き、フリンジ咲き、バラ咲き)などバリエーション豊かになっています。
咲き方によってかなり印象が変わりますね!花屋ではフリル咲きやフリンジ咲きなど八重咲き品種の切り花が多く出回っています。
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トルコキキョウ(トルコギキョウ)の切り花について
出回る時期 | 通年 (開花期 5〜7月、9〜10月) |
価格の相場 | 約400円〜1000円くらいと幅が広い。 |
水の量 | やや浅水。 |
カット方法 | 斜めにカット (茎が細ければ手折りも◎。カットするときは節を避ける。) |
日持ち | 約7〜15日 |
トルコキキョウは、通年出回っていてアメンジメントにも重宝されています。価格は少しお高めですが、枝分かれしていくつかの花がつくため1本でもボリュームがあります。
よく行く近所の花屋では1本800円で売っています。
トルコキキョウ(トルコギキョウ)の生け方
トルコキキョウは枝分かれしている部分でカットして何本かに分けて生けることができます。トルコキキョウの葉は柔らかく傷つきやすいので下についている葉は取り除いてください。
水の量はやや浅水で、茎は斜めにカットするか手折りします。葉のついている節の部分でカットすると水の吸い上げが悪くなるので注意しましょう。
ハリがなくなってきたり枯れてきた花はこまめに取り除いてあげると長く楽しめます。
切り花の管理方法の詳細はこちら↓
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トルコキキョウ(トルコギキョウ)の飾り方
実際に自宅で生けたトルコキキョウをご紹介します。
白いトルコキキョウをまとめて生けました。清楚で爽やかな印象になります。八重咲きのトルコキキョウはバラに劣らない華やかさがあり人気が高いです。
ピンクとパープルだと可愛らしい印象ですね!ボリュームもありトルコキキョウのみでもかなり映えます。2色で生けるときは交互にスパイラルを組んで花瓶にバサッと入れてます。
以下はトルコキキョウを使ったブーケです!
豪華な花姿のトルコキキョウですが、シックなサーモンピンクとグリーンの蕾で脇役としても活用できます。
花瓶はフィリッピのオメガベースを使っています。
トルコキキョウは他の切り花とも相性がよく、夏場でも比較的日持ちするのでアレンジメントに重宝されています。
一般的にはあまり馴染んでいないトルコキキョウですが、最近では定番花に並ぶ勢いで人気が出ています。カラーバリエーションも豊富なので是非お試しください!
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トルコキキョウの正式な名前とは?
トルコキキョウは「トルコギキョウ」や「ユーストマ」、「リシアンサス」など様々な名前で呼ばれています。花屋の切り花表記は「トルコキキョウ」が多い気がしますが、正式な和名は「トルコ桔梗(トルコギキョウ)」のようです。
トルコギキョウの名前は、昭和10年代に日本にやってきた時に花色が紫色だったことや、蕾がターバンのような姿をしていることからトルコギキョウと呼ばれるようになりました。
のちに、キキョウ科でもなくトルコ原産でもないという矛盾が問題になります。
そのため、学名であるユーストマ、英名のリシアンサスに統一するなどの話が出ましたが、世間のトルコギキョウの名は根強く今でも一番使われているようです。
ちなみに正式にはトルコギキョウですが、ネット検索をすると「トルコキキョウ」が圧倒的に多いです。
花屋に並ぶ切り花はどの名前でも同じ花です。
トルコキキョウをプレゼントにお考えの方は以下の記事も是非ご参考ください。
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