悲しいシラーの花言葉とは?
シラーにはたくさんの花言葉がつけられています。
■シラーの花言葉
・多感な心
・変わらない愛
・寂しさ
・哀れ
・辛抱強さ
・我慢強い
・隠れた価値
・冷静
・不変
・恋の呼びかけ
「寂しさ」「哀れ」はネガティブな印象ですね!
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シラーの花言葉の由来とは?
シラーの花言葉の明確な由来はわかっていませんが、「寂しさ」「哀れ」などのネガティブな花言葉は、シラーの花姿がヒヤシンスに似ていることが由来という説があります。
ギリシア神話の中で、美少年ヒュアキントスが大量の血を流して死んだあと、その場所にヒヤシンスの花が咲いたことから「悲しみのシンボル」とされていいて、シラーの花姿がヒヤシンスに似ていることが、ネガティブな花言葉がついた理由と考えられています。
シラー以外に「ムスカリ」の花もヒヤシンスに似ていることからネガティブな花言葉がつけられています。
ムスカリの花言葉はこちら↓
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シラーの基本情報まとめ
学名 | Scilla |
科 | キジカクシ科(ユリ科) |
属 | ツルボ属 |
原産地 | ・ユーラシア大陸 ・南アフリカ ・熱帯アフリカ |
花色 | 紫、青、白、ピンク、褐色 |
開花時期 | 3月〜6月 |
誕生花 | 1月24日 |
シラーの花は原種が100種類ほどあり、同じ仲間でも花姿は様々です。シラーの中で一般的なのが、星形の小花を傘状にたくさんつける「シラー・ペルビアナ(Scilla peruviana)」や釣鐘形の小花を穂状に咲かせる「シラー・シベリカ(Scilla siberica)」などです。
シラー・シベリカ(Scilla siberica)の画像はこちら↓
多年草で種類によって開花時期が異なりますが、ほとんどの種類が10月頃に芽を出し、春に花を咲かせた後に地上部が枯れて休眠に入ります。
紫、白、ピンクなど春にぴったりな花色で、最近では切り花やアレンジメントにも使われています。
以前シラー属に分類されていた人気の高い「シラー・カンパニュラタ(Scilla campanulata)」は属性が変更され、今は「ヒアシンソイデス・ヒスパニカ(Hyacinthoides hispanica)」になっています。
シラーの名前の由来
学名の「Scilla」は、ギリシア語の「skyllo(害になる)」が語源となっていて、これはシラーの地下茎に毒があることが由来とされています。
シラー・ペルビアナ(Scilla peruviana)の小種名「peruviana」は、当時この花を発見しイギリスに球根を持ち帰った船の名前「The Peru」にちなんでつけられました。
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まとめ
シラーには悲しい花言葉がついているので、プレゼントする際は誤解されないようにメッセージカードを添えましょう。
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