ムスカリの花言葉とは?
ムスカリの花言葉を以下にまとめました。
■ムスカリの花言葉
・失意
・失望
・絶望
・寛大な愛
・通じ合う心
・黙っていても通じる私の心
・夢にかける思い
・明るい未来
・悲観
・憂鬱
・高貴な生活
・気品
一般的に「失意」「失望」「寛大な愛」「通じ合う心」「明るい未来」の花言葉がよく使われている印象です。
「失意」「失望」「絶望」は怖い花言葉だね…!コロンとした可愛い花姿なのになぜネガティブな印象なんだろう?
ムスカリにはポジティブな花言葉とネガティブな花言葉が混在しているね!
ネガティブな花言葉は、ムスカリに似た「ヒヤシンス」から連想してついたと考えられているよ。花言葉の由来を詳しく解説していくね。
スポンサーリンク
青紫色のムスカリが持つ花言葉の由来とは?
ムスカリは英語で「グレープヒヤシンス」と言います。これはヒヤシンスに似たブドウのような青紫色の花をつけることから名づけられました。
ギリシア神話で、青色のヒヤシンスは「悲しみのシンボル」と言われています。神話の中で、美少年ヒュアキントスが大量の血を流して死んだあと、その場所にヒヤシンスの花が咲きました。ムスカリはヒヤシンスに似ている為、同じようにネガティブな印象がついたとされています。
「失意」「失望」「絶望」などの怖い花言葉は、ヒヤシンスに似ていることからついたと考えられています。
見た目は確かに似ているね!2つは同じ品種の植物なのかな?
ムスカリとヒヤシンスは非常に近い品種で、共にキジカクシ科の植物なんだ。
また、ムスカリは今から約5〜6万年前のネアンデルタール人の墓から埋葬花としてたむけられていたことが発見されています。
ムスカリが埋葬花として利用されていたことから、ネガティブな印象がついたという説もあります。
ポジティブな花言葉の由来とは?
ムスカリのポジティブな花言葉「寛大な愛」「通じ合う心」「黙っていても通じる私の心」「夢にかける思い」「明るい未来」の由来には、2つの説があります。
1つ目は、ムスカリは控えめに咲いて暖色系の花を引き立たせる為、花壇や寄せ植えなどで人気が高く、このような特徴からポジティブな花言葉がついたという説があります。
2つ目は、ムスカリはネガティブな花言葉が印象的なので、そのイメージをなくす為に、明るい花言葉をつけたという説です。
ムスカリのネガティブな花言葉は海外でも共通していますが、ポジティブな花言葉は国によって意味が異なります。
有名なギリシア神話の印象は世界で共通していて、ポジティブな花言葉はそれぞれの国ごとにつけたってことかな?
そうとも考えられるね!花言葉のルーツは複雑だからね。
花言葉の起源についての記事はこちら↓
ここからは英語、フランス語、韓国語の花言葉を解説していきます。
スポンサーリンク
ムスカリの海外の花言葉とは?
ムスカリの英語、フランス語、韓国語の花言葉を以下にまとめました。
英語のムスカリの花言葉
・usefulness(有用、有益)
・disappointment(失望)
ムスカリの英語の花言葉は「usefulness(有用、有益)」「disappointment(失望)」です。
「有用、有益」の花言葉は、ムスカリの花が丈夫で育てやすいことからついたと考えられています。
・prélude à un mariage(結婚の前触れ)
・sérieux avec la personne aimé(愛する人との誠実な関わり)
・l’amour romantique(ロマンチックな愛)
フランス語は愛に関連する花言葉が多いね。
フランスでムスカリは愛を伝える花のひとつだそう。このことから花言葉が連想されていそうだね。
・실망(失望)
スポンサーリンク
ムスカリの基本情報まとめ
学名 | Muscari |
科 | キジカクシ科 |
属 | ムスカリ属 |
原産地 | ・地中海沿岸地方 ・西アジア |
開花時期 | 3月~5月中旬 |
花名であるムスカリは、ギリシア語で「麝香(じゃこう)」の意味を持つ「moschos(ムスク)」が語源となっています。ムスカリには強い香りを放つ種類があり、そのことが由来とされています。
ブトウのような花に、葉は線状で、数本が根生します。秋に芽を出し、春ごろ花を咲かせ、夏になると地上部を枯らせて休眠し、再び秋に芽を出します。
耐寒性が強く丈夫な性質の為、花壇や寄せ植えなどで重宝する植物です。ムスカリの球根はネットで簡単に購入できます。
ムスカリの球根のネット通販はこちら↓
スポンサーリンク
まとめ
ムスカリには少し怖い花言葉がつけられているので、プレゼントする時は注意が必要ですね。
メッセージカードに花言葉を添えて誤解されないようにするといいね!
そうだね♪他の花の花言葉が気になった方は以下も是非ご覧ください。