ディルの花言葉とは?
知恵
Powerful against evil(悪に対して強力)
protection(保護)
강한매력(強い魅力)
ディルの花言葉の由来とは?
ディルの花言葉「知恵」は、ディルに様々な薬効があることが由来とされています。ディルには、カルボンやリモネンという薬効成分が含まれていて「鎮静・駆風・消化促進・利尿・口臭予防」などの様々な効果が期待できます。また、しゃっくりを止めたり、出産後の母乳の分泌を促したり、天然の鎮静剤としても使用されてきました。
紀元前4000年の古代エジプトでも、薬草として医師たちが利用していたとされています。
また、中世ではディルに魔術を防ぐ効果があると考えられていました。このことから、英語の花言葉「Powerful against evil(悪に対して強力)」が付けられたのではないでしょうか。
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ディルの基本情報まとめ
学名 | Anethum graveolens |
英名 | Dill |
和名 | イノンド |
別名 | ・蒔蘿(ジラ) ・蒔蘿子(ジラシ) |
科 | セリ科 |
属 | イノンド属 (カワラボウフウ属) |
原産地 | 西南アジア〜中央アジア |
開花時期 | 5月〜7月 |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
ディルは、ハーブとして魚料理やハーブビネガー、調味料などに使用します。セリ科イノンド属の一年草です。
日本には江戸時代に生薬として伝わりました。 草丈は40〜60㎝ほどで、青緑色の葉は細く線状に裂けていて、5月〜7月頃に傘を広げたような黄色い小花を咲かせます。花もエディブルフラワーとして食べることができます。
花姿は同じくハーブとして人気の高い「ウイキョウ」にそっくりです。
ディルの名前の由来とは?
英名の「Dill」は、ノルウェー語またはアングロサクソン語の「なめらかな」「あやす」を意味する「dylle」や古代のスカンジナビア語の「鎮める」という意味の「dilla」が語源という説があります。 名前の由来には諸説ありますが、全てディルの優れた薬効から名付けられています。
和名の「イノンド」は、スペイン語名の「eneldo(イネルド/エネルド)」 か、ポルトガル語名の「endro(エンドロ)」が由来とされています。 学名の「Anethum」はギリシア語「aithein(灼ける)」が語源で、刺激の強い種から名付けられたそうです。
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