ハナミズキ(花水木)の花言葉とは?
ハナミズキの花言葉は以下の5つです。
・返礼
・私の想いを受けてください
・永続性
・公平
・華やかな恋
英語のハナミズキ(花水木)の花言葉とは?
・durability(永続性、耐久性)
・love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)
・Am I indifferent to you?(あなたが私に関心がないとでも?)
フランス語のハナミズキ(花水木)の花言葉とは?
・durabilité(耐久性)
・stabilité(安定性)
韓国語のハナミズキ(花水木)の花言葉とは?
・답례(返礼)
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ハナミズキ(花水木)の花言葉の由来とは?
ハナミズキの花言葉は日米友好の証が由来となっています。
花言葉の由来①日米友好に用いられた花
ハナミズキ(Cornus florida)はアメリカが原産地で、日本のサクラのように現地の人に長年愛されている花木です。
1912年に日米の友好を願い、当時の東京市長がサクラ(ソメイヨシノ)の苗木をワシントン市に寄贈し、1915年にサクラのお返しとしてハナミズキ60本が日本に贈られました。
このことから「返礼」や「私の想いを受けてください」の花言葉がつけられました。
返礼のハナミズキは残念ながら、ほとんどが失われました。現在は東京都世田谷区深沢にある「都立園芸高校」内に原木が1本だけ残っています。
アメリカに渡った日本のサクラは、ワシントン・ポトマック川の桜並木として現在でも有名な花見処になっています。
花言葉の由来②ハナミズキの丈夫さ
ミズキ属の木は硬く丈夫なことで知られています。ミズキ属の木を使って加工した道具が丈夫で長く使えることにちなんで、「永続性」や「耐久性」の花言葉がつけられました。
花言葉の由来③キリスト教にまつわる花
キリストが磔(はりつけ)の刑に処せられたとき、十字架に使用された木材はハナミズキだったという言い伝えがあります。ハナミズキはイエスの受難や博愛を表す花として、「逆境にも耐える愛」「あなたが私に関心がないとでも?」の英語の花言葉がついたと考えられています。
ハナミズキは人々にキリストの惨劇を思いださせてくれる花木です。
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ハナミズキ(花水木)の基本情報まとめ
学名 | Cornus florida |
英名 | ・Flowering dogwood ・Dogwood |
和名 | 花水木(ハナミズキ) |
別名 | アメリカ山法師(アメリカヤマボウシ) |
科 | ミズキ科 |
属 | ミズキ属 |
花色 | 白、ピンク、赤 |
原産地 | 北アメリカ東部 |
開花時期 | 4月〜5月 |
誕生花 | 5月9日 |
ハナミズキは4月〜5月にかけて木いっぱいに花をつけ、秋になると紅葉や赤い実を楽しむことができます。自然と木の形が整うので、街路樹や公園、庭などでよく見かける花木です。
白色やピンク色の美しい花は、実際には花びらではなく総苞片(花の基部にある葉)で、長い期間鑑賞できます。花は中央の塊部分です。
和名の「花水木(ハナミズキ)」は、ミズキ属の中で花が目立つことにちなんで名付けられました。別名の「アメリカ山法師(アメリカヤマボウシ)」は、アメリカが原産で近縁種のヤマボウシに似ていることが由来です。
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まとめ
ハナミズキはクリスチャンにとって特別な花木で、キリスト教にちなんだ英語の花言葉がつけられていました。
他の花の花言葉が気になった方は以下もご参考ください。
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