オキザリスの花言葉とは?
オキザリスの花言葉は以下の8つです。
・喜び
・母親の優しさ
・輝く心
・光輝く心
・輝煌
・心で感じる
・あなたと過ごしたい
・けっしてあなたを捨てません
上記の中でも「喜び」「輝く心」「けっしてあなたを捨てません」の花言葉がよく使われています。
素敵な花言葉!怖い意味も見当たらないね。オキザリスって道端でよく見かけるハート形の葉をした花だよね?
そうだよ♪オキザリスはカタバミ科カタバミ属の植物で、カタバミ属の中でも園芸品種として栽培された花の美しいものが「オキザリス」と呼ばれています。
オキザリスは道端でよく見かけるくらい、繁殖力の強い花です。
そうなんだ!花言葉の由来はそこからきているのかな?
オキザリスの花言葉は花の性質や見た目からつけられているよ。それぞれ詳しく解説していくね!
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オキザリスの花言葉の由来とは?
花言葉はオキザリスの性質や見た目からつけられています。
オキザリスの花言葉の由来「シャムロック」とは?
オキザリスはクローバーのように3枚葉のものが多く、キリスト教では3枚の葉をもつ植物を「シャムロック」と呼び「三位一体(さんみいったい)」の教えと結びつけていました。
1.父(父なる神)
2.子(神の子・キリスト)
3.霊(聖霊)
上記の3つが一体(唯一神)であるとする教えのこと。
キリスト教の布教にシャムロックを用いて説明していたそうです。
このような背景から花言葉はキリスト教に関連付けられ、イエスの復活から「喜び」の花言葉がつけられたそうです。また、「母親の優しさ」「けっしてあなたを捨てません」の花言葉は、聖母マリアのイエスへの思いとしてつけられました。
オキザリスの花は咲き始める時期が「イースター(イエスの復活祭)」と重なるため、花言葉の「喜び」や聖母マリアに関連する意味がついたという説もあります。
オキザリスの花言葉の由来「酸っぱい葉」とは?
オキザリスの葉や茎にはシュウ酸が含まれています。昔の女性はオキザリスの酸を使い、葉や茎をすりつぶして鏡や鉄製の武具、真鍮の仏具などを磨いていたそうです。このことが花言葉「輝く心」の由来とされています。
花言葉「あなたと過ごしたい」も、オキザリスの葉や茎で鏡を磨くと、鏡に想い人の顔が映るという言い伝えからつけられたそうです。
昔はオキザリスの葉が酸っぱいことから、毒ヘビをよせつけないお守りとして利用されていたそうです。
オキザリスの葉が酸っぱいってことは、カタバミ属の植物全般的にそうなのかな?
その通り!なのでカタバミの花言葉も同じような意味をもっているよ。
「輝く心」「喜び」「母の優しさ」「あなたと共に」「心の輝き」「賢い婦人」
オキザリスの花言葉の由来「繁殖力の強さ」とは?
オキザリスは雑草のように生命力が強く、一度根付くと駆除するのに苦労する花です。花言葉の「けっしてあなたを捨てません」は、強い繁殖力が由来という説もあります。
カタバミの生命力の強さが縁担ぎとなり、図案化された「
片喰(カタバミ)紋」は日本の五大紋のひとつとなっています。
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英語のオキザリスの花言葉とは?
・joy(喜び)
・delight(歓喜)
・maternal tenderness(母の優しさ)
・maternal love(母性愛)
英語の花言葉は先ほど説明した通り、キリスト教が由来です。
フランス語のオキザリスの花言葉も英語と同じく「joie(喜び)」となっています。
コミヤマカタバミという品種は、フランスやスペインで「Alléluia(ハレルヤ)」(キリストを称える言葉)という別名をもっています。
オキザリスの基本情報まとめ
学名 | Oxalis |
別名 | ・花片喰(ハナカタバミ) ・オクサリス |
科 | カタバミ科 |
属 | カタバミ属(オキザリス属) |
原産地 | ・南アフリカ ・南アメリカ |
花色 | 白、ピンク、紫、黄色、オレンジ、複色 |
開花時期 | 種類によって異なる |
季語 | 晩春の季語 |
誕生花 | 3月2日 |
カタバミ科カタバミ属の植物で、カタバミ属の中で園芸品種として栽培された花の美しいものがオキザリスと呼ばれています。現在は850種類ほど分布しており、それぞれ性質や開花時期などが異なります。
属名の学名「Oxalis(オキザリス)」はギリシア語の「oxys(すっぱい)」が語源で、シュウ酸を含む葉や茎が名前の由来です。
オキザリスは、夜や雨の日には花を閉じて、太陽の日ざしを受けると大きく花を開きます。
花びらの縁が赤色の「オキザリス・バーシカラー」という品種は花が閉じるとキャンディケインのような見た目になり、2つの花姿が楽しめます。
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まとめ
オキザリスには怖い花言葉もなく、日本語・英語共に可愛らしい花姿にぴったりな意味がつけられていましたね!
他の花の花言葉が気になった方は以下もご参考ください。
本記事の参考文献はこちら↓