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胡蝶蘭(コチョウラン)全般の花言葉とその由来

胡蝶蘭(コチョウラン)
胡蝶蘭全般の花言葉
胡蝶蘭全般の花言葉は次の4つです。
・華やかさ
・純粋な愛
・変わらぬ愛


胡蝶蘭の花言葉の由来
花言葉「幸福が飛んでくる」の由来
胡蝶蘭の花姿は蝶が舞っているような上品なたたずまいを感じさせます。茎にいくつもの花が連なってついている様子から、蝶が次々に幸せを運んできたとされ「幸福が飛んでくる」という花言葉がつきました。 蝶は風水の世界で「愛、自由、喜び」を表す重要な象徴になっています。蝶は世界的にも縁起の良いものとされ、日本でも古くから愛されてきました。よってこの花言葉は胡蝶蘭の見た目から連想されたものでしょう。

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花言葉「純粋な愛、変わらぬ愛」の由来
「純粋な愛、変わらぬ愛」は胡蝶蘭の学名から連想してついたとされています。学名はPhalaenopsis aphrodite(ファレノプシス アプロディーテー)といい、花言葉は愛を司るギリシア神話の女神「アプロディーテー」から来ていると言われています。





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胡蝶蘭(コチョウラン)の色別の花言葉
胡蝶蘭には色別に花言葉が存在します。カラーバリエーションは白、ピンク、青、紫、緑、赤、オレンジ、黄があります。では色別に花言葉を見ていきましょう!
白色の胡蝶蘭の花言葉

白色の胡蝶蘭(コチョウラン)
白色の胡蝶蘭の花言葉は「清純」です。白い胡蝶蘭の清らかで上品な花姿から「清純」という花言葉になったようです。

ピンク色の胡蝶蘭の花言葉

ピンク色の胡蝶蘭(コチョウラン)
ピンク色の花言葉「あなたを愛します」は、胡蝶蘭が美しい花嫁の姿を連想させることに由来すると言われています。 昔のヨーロッパでは一般の人が胡蝶蘭を手にするのは難しかったそうです。胡蝶蘭が珍しかった頃に、ピンク色の胡蝶蘭を愛する人に贈ることで、自分の愛のメッセージを伝えていたとされています。
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青色の胡蝶蘭の花言葉

青色の胡蝶蘭(コチョウラン)
・尊敬
植物には様々な色がありますが、その中でも青色は珍しいとされています。胡蝶蘭も天然の青色は存在しません。 青い胡蝶蘭は「染色されたもの」と「遺伝子組み換えされたもの」2つのタイプに分かれます。流通されている胡蝶蘭の多くは染色されたもので「ブルーエレガンス」という種類です。
鉢植えの胡蝶蘭の染色は非常に難しく、特別な技術で染色され誕生したブルーエレガンスは美しく淡い青色をしています。 品種改良された青い胡蝶蘭は、2012年に千葉大学の研究チームと大阪の石原産業が共同開発に成功し誕生しました。遺伝子組み換えの胡蝶蘭は「青い胡蝶蘭」と呼ばれています。ブルーエレガンスより深い青色をしており、展示会などでしか見ることができない珍しい胡蝶蘭です。 胡蝶蘭の品種改良は青い花を咲かせるツユクサの遺伝子を、ピンク色の胡蝶蘭ミディにかけ合わせて誕生しました。
青い胡蝶蘭の花言葉「愛・尊敬」は、ツユクサの花言葉「尊敬」と、ピンク色の胡蝶蘭の花言葉「あなたを愛します」からとったそうです。


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紫・緑・赤・オレンジ・黄の胡蝶蘭の花言葉
白色、ピンク色、青色以外の胡蝶蘭には花言葉がありませんでした。花言葉がない理由は、新しい品種で流通し始めたばかりものが多いため、まだ定められていないようです。 新しい品種には淡いグリーンや、ラベンダーカラーのような優しい色合いなど、たくさんのカラーバリエーションがあります。贈る場合は胡蝶蘭全般の花言葉をあてはめて、贈る人に合った色をプレゼントしたら喜ばれそうですね。今後様々な色の胡蝶蘭が流通するようになれば、花言葉がつけられるかもしれません。
胡蝶蘭(コチョウラン)の海外での花言葉
海外の花言葉と日本の花言葉は違うことがあります。花言葉は各国の風習や印象にならってつけられることがあるので、国によって違うのです。
英語の胡蝶蘭の花言葉
英語の胡蝶蘭の花言葉は「Gaiety(陽気)」です。蛾が舞っている様子に似ているのが由来ですが、清らかな日本の花言葉とは印象が変わるようです。英語でも悪い意味の花言葉ではないですね。 胡蝶蘭は英語で「Phalaenopsis Orchid(ファレノシプス オーキッド)」または「Moth Orchid(モス オーキッド)」と言います。モスが蛾で、オーキッドが蘭という意味を持ちます。

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フランス語の胡蝶蘭の花言葉
・sentiment pur(純粋な感情)
・sincère(誠実)
【ピンク色】
・compliment(祝辞)
胡蝶蘭はフランス語で「Orchidée phalaenopsis(オルキデ ファラエノシス)」と呼びます。蘭という意味のOrchidée(オルキデ)と属名であるPhalaenopsis(ファレノプシス)を組み合わせています。 白色のコチョウラン属をPhalaenopsis blanche(ファラエノシス ブロンシュ)、ピンク色のコチョウラン属をPhalaenopsis rose(ファラエノシス ホ-ズ)と言います。 ピンク色の胡蝶蘭の花言葉は「祝辞」ですが、ピンク色が濃くなるにつれて愛のメッセージが強くなっていくそうです。

胡蝶蘭(コチョウラン)に悪い意味の花言葉はあるの?
胡蝶蘭に悪い意味の花言葉や怖い花言葉がついているという噂がありますが、ご説明した通り良い意味の花言葉しかありません。胡蝶蘭を贈ろうと考えている人は安心してプレゼントしてください。



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お祝いや葬儀に胡蝶蘭(コチョウラン)が良い理由
胡蝶蘭が贈りものに良い理由は次の4つです。
1.香りがほとんどない
2.花粉が落ちにくい
3.メンテナンスが楽で長持ちする
4.花言葉が良い
では、シーンごとにおすすめの理由をご説明します!
結婚祝いや開業祝いに胡蝶蘭が選ばれる理由
お祝いごとに人気な胡蝶蘭ですが、なんといっても見た目の豪華さが喜ばれます。飲食店や美容室などは強い香りが好まれないので、香りの少ない胡蝶蘭は最適ではないでしょうか。
開業祝いには豪華な大輪サイズを、個人に贈る結婚祝いには場所を取らないミディサイズがおすすめです。大輪胡蝶蘭の花茎は10〜15㎝、ミディ胡蝶蘭の花茎は4〜9㎝です。大輪は白色、ピンク色、黄色、リップ系(中央の弁が赤いもの)が主流で、小ぶりのミディはカラーバリエーションが豊富です。
「あなたを愛します」の花言葉があるピンク色の胡蝶蘭は母の日のプレゼントにもおすすめです。ミディタイプの胡蝶蘭で、日頃の感謝の気持ちを花言葉とともに伝えてみてはいかがでしょうか。


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仕事上で胡蝶蘭が選ばれる理由
フォーマルフラワーとして定番になっている胡蝶蘭は、仕事などビジネスシーンでも活躍します。 定番は3本立ちですが、場所が広い場合や大きな式典には5本立ちや7本立ちなど場所に合わせたボリューム感で選びましょう。
開業・開店祝いはもちろんのこと、オフィスの移転・就任祝い・増床祝いなどいろいろな場面で使うことができます。
仕事関係で贈る胡蝶蘭は、白色が定番です。花言葉の「清純」という意味と見た目の清らかさがビジネスシーンに合います。
赤字や火事を連想させる赤の胡蝶蘭はタブーとされていますので控えましょう。ラッピングにも赤は使用しないようにしましょう。

葬儀で胡蝶蘭が選ばれる理由
葬儀で贈る花には条件があります。「白上がり」で「トゲのない花」を選ぶことです。白上がりは花を白一色で統一することです。四十九日までの間は白上がりが基本となります。
また、バラなどトゲのある花は避けましょう。 ご遺族は亡くなって間もない時期で慌ただしく過ごしていて、悲しむ暇もありません。その点、メンテナンスが楽な胡蝶蘭はおすすめです。
四十九日までは白い胡蝶蘭を選びましょう。過ぎてからは故人の好きな色を選んでも大丈夫です。
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胡蝶蘭(コチョウラン)の基本情報
学名 | Phalaenopsis aphrodite |
科 | ラン科 |
属 | コチョウラン属 |
別名 | ファレノプシス |
原産地 | 熱帯アジア |
開花時期 | 周年 |
熱帯アジアが原産で寒さが苦手です。冬は室温を15℃程度に保ちましょう。乾燥も苦手なので暖房をつけた室内であれば、霧吹きなどで加湿してあげましょう。 胡蝶蘭の名前の由来は、花言葉と同じく蝶に似た花姿からきています。「胡蝶」は蝶の別名です。蝶をモチーフにした舞楽「胡蝶」からきたともいわれています。
まとめ



【胡蝶蘭全般の花言葉】
・幸福が飛んでくる
・華やかさ
・純粋な愛
・変わらぬ愛
【白色の胡蝶蘭の花言葉】
・清純
【ピンク色の胡蝶蘭の花言葉】
・あなたを愛します
【青色の胡蝶蘭の花言葉】
・愛
・尊敬
【その他の色の花言葉】
なし
【英語の胡蝶蘭の花言葉】
・Gaiety(陽気)
【フランス語の胡蝶蘭の花言葉】
・白色
sentiment pur(純粋な感情)
sincère(誠実)
・ピンク色
compliment(祝辞)