沈丁花(ジンチョウゲ)の花言葉とは?
沈丁花の花言葉は次の7つです。
・栄光
・不死
・不滅
・永遠
・勝利
・歓楽
・甘美な思い出
英語の沈丁花の花言葉とは?
・glory(栄光)
・immortality(不死、不滅)
フランス語の沈丁花の花言葉とは?
・gloire(栄光)
・séduction(誘惑)
・gentillesse(優しさ)
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沈丁花の花言葉の由来とは?
沈丁花の花言葉の由来は諸説あるので、それぞれ解説していきます!
沈丁花の常緑が花言葉の由来
沈丁花は早春に花を咲かせる常緑低木で、1年を通して緑色の葉をみることができます。このような性質から「不死」「不滅」「永遠」の花言葉が連想されたそうです。
沈丁花は花もちが良く見えますが、実際は花のように見える部分は肉厚な萼(ガク)です。花もちが良く見えることから花言葉がつけられたという説もあります。
沈丁花の良い香りが花言葉の由来
沈丁花は甘く強い香りを放ち「三大香木」の一つとされています。春を感じさせる沈丁花の甘い香りから「歓楽」「甘美な思い出」の花言葉がつけられました。
春の沈丁花、夏の梔子(クチナシ)、秋の金木犀(キンモクセイ)が「三大香木」です。
月桂樹に似ていることが花言葉の由来
沈丁花の葉は月桂樹の葉に似ている為、月桂樹のイメージで花言葉がつけられたという説があります。
西洋で月桂樹は聖なる力が宿る木とされ「永遠」や「不滅」の象徴でした。また、月桂樹の冠を功績を残した人に贈る習慣から「栄光」のシンボルともされ、沈丁花の花言葉はここからつけられたと考えられています。
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沈丁花(ジンチョウゲ)の基本情報まとめ
学名 | Daphne odora |
英語名 | ・Daphne ・Daphne odora ・Winter daphne |
和名 | 沈丁花(ジンチョウゲ) |
別名 | ・瑞香(ズイコウ) ・千里香(センリコウ) ・輪丁花(リンチョウゲ) |
科 | ジンチョウゲ科 |
属 | ジンチョウゲ属 |
原産地 | 中国 |
花色 | 白、ピンク |
開花時期 | 3月〜4月 |
季語 | 三春の季語 |
誕生花 | 3月16日 |
沈丁花は室町時代より前に中国から日本に伝わりました。雌雄異株ですが、日本にある沈丁花は雄株が多く、結実することがほとんどありません。結実すると赤く丸い実をつけますが有毒の為食べられません。
沈丁花の名前の由来とは?
属名の学名「Daphne(ダフネ)」は、月桂樹の葉に似ていることにちなみます。月桂樹はギリシア神話に出てくる河の神の娘「ダフネ」の化身だと考えられています。
和名の「沈丁花(ジンチョウゲ)」は、香木の沈香(ジンコウ)に似た香りがあり、スパイスに使われる丁子(クローブ)のような花姿をしていることから名付けられました。
別名の「瑞香(ズイコウ)」は、中国語表記で「おめでたい香り」という意味を持ちます。また「千里香(センリコウ)」は「千里先まで香る」という意味で名付けられました。沈丁花は三大香木の中で一番遠くまで香りを飛ばすと言われています。
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まとめ
春になって沈丁花の香りがしてきたら、花言葉を思い出してみましょう!
沈丁花以外の花の花言葉が気になった方は以下もご参考ください。
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