ユキノシタ(雪の下)の花言葉とは?
ユキノシタの花言葉は次の5つです。
・深い愛情
・切実な愛情
・博愛
・恋心
・好感がもてる
ユキノシタの花言葉の由来とは?
ユキノシタの若葉は山菜として食べることができ、その他に薬用としての効果もあります。
生の葉は腫れものなどに用いられ、乾燥して煎じた葉は利尿作用や消炎などの効果があり、葉の絞り汁は中耳炎に効果があるとされ民間薬(医師ではなく庶民の間で伝えられてきた薬)として使われてきました。
民間薬として人々から愛されてきたことが、花言葉の由来だと考えられています。
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ユキノシタ(雪の下)の名前の由来とは?
学名 | Saxifraga stolonifera |
和名 | 雪の下(ユキノシタ) |
別名 | ・虎耳草(コジソウ) ・耳だれ草(ミミダレグサ) |
英名 | ・Strawberry saxifrage ・Strawberry geranium |
ユキノシタ(雪の下)の名前の由来は諸説あり、雪が積もってもその下で枯れずに緑の葉を広げている様子から名付けられたという説があります。
その他にも、雪のような白い花の下に緑の葉を広げる様子から、葉にある白い斑が雪に見えるから、白く垂れ下がった花びらの形を舌に見立てて「雪の舌」と名付けられたなど、様々な由来があります。
中耳炎や耳だれの治療に用いられたことから「耳だれ草(ミミダレグサ)」と呼ぶ地方もあるそうです。
中国名でもある「虎耳草(コジソウ)」は、葉の模様や丸い形が虎の耳に見えることが由来とされています。
ユキノシタの学名の由来とは?
ユキノシタの学名「Saxifraga stolonifera(サキシフラガ・ストロニフェラ)」の「stolonifera」は「stolon(ほふく足)」が語源となっていて、これはユキノシタの枝が糸状に地表をはうように伸びること(走出枝)が由来とされています。
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ユキノシタ(雪の下)の基本情報まとめ
科 | ユキノシタ科 |
属 | ユキノシタ属 |
原産地 | ・日本 ・中国 |
開花時期 | 5月〜7月 |
季語 | 仲夏の季語 |
誕生花 | 2月8日 |
ユキノシタは日本原産で、本州・九州・四国などの広い地域で見かけることができます。
5月から7月にかけて、縁が細かく裂けた丸い葉に、白い花びらのうち下の2枚が大きく垂れ下がった特徴的な花姿で咲きます。
雪が積もってもたくましく育つユキノシタは、日光の当たらない場所でも問題なく育ち、逆に日光が当たりすぎる場所は葉焼けをおこしてしまうため好みません。寒さに強く暑さに少し弱いため、渓谷や岩陰など半日陰に好んで自生しています。
手間がかからず害虫の心配もあまりないため、古くから人々に親しまれてきました。
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まとめ
ユキノシタには素敵な花言葉がたくさんつけられています。見かけた際は是非思い出してみてください。
他の花の花言葉が気になった方は以下もご参考ください!
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