ハナズオウ(花蘇芳)の花言葉とは?
ハナズオウにはたくさんの花言葉がつけられています。
■ハナズオウ(花蘇芳)の花言葉
・裏切り
・不信仰
・不信
・疑惑
・質素
・裏切りのもたらす死
・人のおだてに乗りやすい
・高貴
・喜び
・目覚め
・豊かな生涯
怖い意味の花言葉が多いですね。ハナズオウは書籍「あなたの知らない美しく怖い花言葉」に「裏切りのもたらす死」という花言葉で紹介されています。
怖い花言葉は西洋のイメージから、「喜び」や「目覚め」などのポジティブな花言葉は日本のイメージからつけられています。
英語のハナズオウ(花蘇芳)の花言葉とは?
・betrayal(裏切り)
・unbelief(不信仰)
ハナズオウ(花蘇芳)の花言葉の由来とは?
ハナズオウの怖い花言葉はキリスト教が関係しています。
ハナズオウの怖い花言葉の由来とは?
キリスト教徒の多い地域では、ハナズオウ属の木を「Judas tree(ユダの木)」と呼んでいます。
イエスの弟子のユダは、イエスを裏切った後に自分の犯した罪を後悔し、ハナズオウの木の下で命をたちました。もともと白花だったハナズオウは裏切り者の最後の場所にされたことを恥じて赤紫色に染まってしまったという言い伝えも残されています。
このような言い伝えから「裏切り」や「不信仰」などの怖い花言葉がつけられました。
ユダの木は地中海原産の「セイヨウハナズオウ(Cercis siliquastrum)」だと言われています。
良い意味の花言葉の由来とは?
ハナズオウは桜やハナカイドウと並んで、暖かくなると咲き始める花木の一つです。暖かい春の風景の中で鮮やかに咲く様子から「喜び」や「目覚め」などの花言葉がつけられました。
中国や日本では、春を告げる縁起の良い花として古くから愛されています。
花言葉はあまりよくないですが、西洋でも花姿の美しさから観賞用として親しまれています。
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ハナズオウ(花蘇芳)の基本情報まとめ
学名 | Cercis chinensis |
英名 | ・Chinese redbud ・Judas tree(セイヨウハナズオウ) |
和名 | 花蘇芳(ハナズオウ) |
別名 | 蘇芳花(スオウバナ) |
科 | マメ科(ジャケツイバラ科) |
属 | ハナズオウ属 |
花色 | ピンク、白 |
原産地 | 中国 |
開花時期 | 4月 |
誕生花 | 5月6日 |
ハナズオウは春になると葉が出る前に、ピンク色の小花を密にして枝につける美しい落葉花木です。花の開花後には可愛らしいハート形の葉を出します。
日本で見られるハナズオウは「Cercis chinensis」という品種で、その他には
地中海原産の「セイヨウハナズオウ(Cercis siliquastrum)」や北アメリカ原産の「アメリカハナズオウ(Cercis canadensis)」などが一般的です。
園芸品種には純白の花を咲かせる「シロバナハナズオウ(Cercis chinensis ‘Alba’)もあります。
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まとめ
ハナズオウには怖い花言葉がつけられていますが、東洋では春を告げる美しい花木として愛されてきました。
花言葉はあまり気にせず、美しい花の様子を鑑賞したいですね!
他の花の花言葉が気になった方は以下もご参考ください。
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