アセビの花言葉とは?
アセビの花言葉は次の5つです。
・犠牲
・献身
・危険
・この身を捧げます
・あなたと二人で旅をしましょう
アセビの花言葉の由来とは?
アセビは英語で「Japanese andromeda(日本のアンドロメダ)」と言います。
「andromeda」はヒメシャクナゲの属名で、以前アセビはヒメシャクナゲの仲間と考えられていました。
アセビの花言葉は、ギリシア神話に登場するアンドロメダの物語が由来となっています。
花言葉の由来となったギリシア神話とは?
エチオピアの王ケフェウスと王妃カシオペアには、美しい娘「アンドロメダ」がいました。カシオペアは自慢の娘を褒め称え「アンドロメダはネレイド(海の神ポセイドンの孫)より美しい」と言ってしまいます。
このことで怒ったネレイドはクジラの怪物をエチオピアに送りこみます。国を救うためアンドロメダは怪物の生贄となりましたが、その場に通りかかった勇者ペルセウスに救出され、後に2人は結婚することとなりました。
2月〜4月の早春に花を咲かせるアセビを見ると、旅に行きたくなることから花言葉がついたという説もあります。
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アセビの基本情報まとめ
学名 | Pieris japonica |
英名 | ・Japanese andromeda ・Lily of the valley bush |
和名 | 馬酔木(アセビ) |
別名 | ・アシビ ・アセボ |
科 | ツツジ科 |
属 | アセビ属 |
花色 | 白色、ピンク色、赤色 |
原産地 | ・日本 ・中国東部 ・台湾 |
開花時期 | 2月〜4月 |
季語 | 晩春の季語 |
誕生花 | 4月4日 |
アセビは万葉集に登場するほど古くから愛されてきた常緑低木で、早春に釣鐘型の花を咲かせます。日本には「アセビ(Pieris japonica)」と「リュウキュウアセビ(P. japonica ssp. koidzumiana)」が自生しており、園芸品種にはピンク色の花を咲かせる「アケボノアセビ」などがあります。
葉や茎に有毒成分のアセトポキシンが含まれているため、育てる際は注意が必要です。和名の「馬酔木(アセビ)」は、馬が食べると毒にあたってフラフラになり酔ったような足取りになることから名付けられました。
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まとめ
古くから日本人に愛されてきたアセビですが、花言葉の由来は西洋の影響をうけたものでしたね。
アセビは光沢のある大きな葉なので、枝ものとして大きなアレンジメントに重宝します。
アセビ以外の花言葉が気になった方は以下もご参考ください。
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